株式会社金時米菓
代表取締役 浪崎亨一


日本古来より親しまれてきた米菓は、現在でも日本人の身近な食べ物として欠かせない存在です。

製法や味付けは其の時々の時代を反映し多少の変遷がありますが、 基本的には餅を乾燥して焼き、醤油や塩で味つけしただけのシンプルな食べ物と言えます。

このシンプルな食べ物である米菓ですが、長年つくり続けたベテランの職人でさえも 同じ材料で同じようにつくっても出来上がりに満足がいくときとそうでないときがあります。

そのときどきで温度、湿度、火加減、タイミングなどの諸条件が微妙に異なってしまうことは勿論ですが、 作り手の精神面による影響もかなり大きいものがあります。

我々は常に昨日より少しでも美味いものをつくろうと向上する気持ちを持ち続けなければならない宿命を背負っています。

冒頭に掲げました「一味千両(ひとあじせんりょう)」は、昨日より一味でもよくしようとする思いは 我々にとっては千両に値するほど重要なものであり、 また食される方々に一味でも優れたものをお届けしたいと願う私の思いを表した造語です。

この思いに共鳴して新たに会社に入ってくる人には、職場が自分磨きの道場であると位置づけていただき 自らの技術を磨くと共に仕事を通して様々なことを学びとりながら 人間的にも幅のある人に成長していって欲しいと願っています。

またそういう育成の場を提供していくことが我々に課せられた使命の一つでもあり、 ここで育まれた新しい力が我々をさらに成長させてくれる原動力になってくれると信じています。

今日もまた、皆様のおかげで米菓をつくらせていただけることに感謝しつつ、 これからも人づくり、米菓づくりに邁進してまいります。


 
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